新幹線の安全を支えるドクターイエロー

ドクターイエローの仕事

「新幹線電気軌道総合試験車」というのがドクターイエローの正式名称です。新幹線のルートを走行しながら、その仕事を全うしています。そもそも、ドクターイエローの仕事とは、新幹線の線路や電気設備をチェックするものです。ドクターイエローとは、新幹線の保守をするというイメージが強いため、故障した車両まで走行して修理をするというイメージを持っている人がいるかもしれませんが、それは誤りです。

具体的にドクターイエローの仕事を説明すると、まず、新幹線と同じ路線を走行して、そこから様々なデータを採取します。そこでデータに異常が生じたら、その異変を司令室へと連絡します。現場の設備を直す担当者は、そのデータを元にして分析を開始します。そして、どの区間にどのような工事が必要かということを的確に判断したうえで修理へと向かうのです。このようなデータを集めることこそが、早急かつ安全性の高い点検・修理へと繋がります。

ドクターイエローは、新幹線の安全な走行を守るために電気設備や線路に異常が無いかを確認します。万が一異常が発見された場合には、素早く司令室へと連絡が行き、そこから適切な対応が成されるのです。その結果、新幹線の運行は無事故を継続しています。