新幹線の安全を支えるドクターイエロー

代替わりで変わる特長

ドクターイエローは現在に至るまで、代替わりを繰り返しています。そもそも、新幹線の設備を点検する仕事は架線試験車というものが最初です。電気設備の確認をしており、黄色い車体でしたが、その車両はディーゼル機関車が引っ張るという形を取っていました。その後、初代のドクターイエローが誕生したのです。

初代のドクターイエローはT1編成と呼ばれていて、0系新幹線の試験車を改造して作られました。この0系新幹線は丸い鼻が特徴的な新幹線であるため、オールドファンなら思わず「懐かしい」と声が出てしまう車体でしょう。初代のドクターイエローは1964年から1974年まで運行しており、その役目を全うしました。

2代目のT2編成は、山陽新幹線が博多まで開通したことに合わせて登場しました。こちらは見た目は初代と同じでしたが、車内の設備が新しくなったことが特長です。電気設備と線路のチェックを同時に行うことが出来るようになったため、日中にも線路の点検が可能となりました。

現在活躍中のドクターイエローは2001年に登場しました。700系をベースにしており、最新の検査設備を所有しています。車両のフロントには監視カメラが設置してあり、目視でも異常が確認できます。また車両の色も鮮やかであり、こちらも人気に一役買っています。