新幹線の安全を支えるドクターイエロー

最高速度の秘密

ドクターイエローは、その線路や電気設備などを点検しながら走っているため、人によってはゆっくりと走っていると思っている場合があるかもしれません。しかし、ドクターイエローは最高速度270kmで走ることが出来る高速鉄道としての顔も持っています。このようなスピードで正確な情報が取れるのかと不安に思うかもしれませんが、このスピードこそが正確無比のデータ分析の要となるのです。

ドクターイエローは、営業している新幹線さながらのスピードで線路を疾走します。その理由は、実際の運行と同じ状況下で計測を行うことによって、乗客を乗せて運行する状況と近い条件で電気設備や線路の状態を分析することが出来るためです。この最高速度は2代目のドクターイエローが210kmでした。時代の変化に合わせて最高速度も変化しているのです。

また、最高速度が速いということにはメリットがあります。それは、速い速度で駆け抜けることで、点検作業の効率を上げることが出来るということです。点検作業が滞ってしまっては、その分ダイヤの乱れが起きやすくなってしまいます。また、ドクターイエローが運行している東京から博多間というのは、大変多くの新幹線が走っているため、迅速なスピードで検査することが重要なのです。